黒部渓谷の旅

2005年7/9(土)〜7/10(日) 富山県の宇奈月温泉に1泊し黒部渓谷鉄道のトロッコ電車に乗り(宇奈月⇔欅平)緑深まる黒部渓谷を眺めてきた。
梅雨時で雨が心配だったが行きは薄曇りで眺めよし連日の雨で渓谷の水は少し濁っていたが一面、深い緑に染まった黒部渓谷の絶景を楽しめた(^^♪
帰りにはあいにくの雨模様になり渓谷にモヤがたちこめたが、それが妙に神秘的だった。

午前11時06分宇奈月発のトロッコ電車に乗る。普通車はオープンカーでサイドには落下防止用の鎖がかかっており、それを外さずまたいで座席に
座ったのは初体験(笑)そんな可愛いらしい電車なのだ(^o^)
宇奈月駅を出たトロッコ電車は赤い色の「新山彦橋」ををカタコトと渡る。列車の音が山彦となって温泉街に響くことからこの名がついたそうだ。
宇奈月ダム→ヨーロッパのお城のような建物の「新柳河原発電所」を過ぎると「仏石」と呼ばれている石仏に似た天然の岩が見える。
トロッコ電車は黒部渓谷を右に左に見てカタコトとゆっくり走る。半袖シャツを着ていたが肌に直接、風を受け心地良い。
トンネルに入ると一転、冷たい風となりジャンバーを着ないと寒い!時々トンネル内?の水しぶきが顔面を襲う。
黒薙駅から黒薙温泉への入口が見える。
「出し平ダム」付近では「出し六峰」を見て→「ねずみ返しの岸壁」→「黒部川第二発電所」→青い色の橋「鐘釣橋」へと景観はつづく。
鐘釣橋一帯は「錦繍関」と呼ばれ紅葉の名所としてよく知られている。また「鐘釣温泉」は河原に湧き出る露天風呂が有名だ。
鐘釣駅を過ぎると左手に「黒部万年雪」が見えた。谷間には大きな岩のような雪の塊が!
絶景を見ながらトロッコ電車は終点「欅平駅」に12時24分に到着。おおよそ1時間20分のゆっくり旅だったがアッというまに過ぎてしまった。

欅平駅の食堂でさっそく昼食をとる。まずは生ビールで乾杯!(^_^)v そばやうどん、そして富山名物の「ますの寿司」に前菜、ホットコーヒーで満腹(^^♪
食後は欅平周辺の散策へと・・欅平駅から祖母谷温泉向方面に向かう途中、欅平駅からすぐ黒部川本流に架かる「奥鐘橋」
朱塗りの橋34mの高さから見られる景観はまさに絶景だ!
奥鐘橋を渡った先に岸壁をえぐりとって造られた歩道「人喰岩」を歩く。大きく開いた口の中をくぐる様子が人を飲み込むように見えることから名づけられたそうだ。
15分くらい歩ただろうか秘湯「名剣温泉」に着いた。さほど急ではなかった山道だったが汗びっしょり!(笑)名剣温泉の名物、岩の露天風呂でサッパリ(^o^)
欅平駅までの帰りの山道は下り坂で足もかろやか行きよりも早く駅に着いた。
14時58分発のトロッコ電車で今日の宿泊地宇奈月温泉の宿へと向かった。


黒部峡谷鉄道 宇奈月駅へ


トロッコ電車


トロッコ電車(普通車)


渓谷から望む宇奈月温泉


宇奈月ダム


新柳河原発電所


深緑の中を走る


仏石 (石仏に似た天然の岩)


黒薙駅は秘湯黒薙温泉の入口


黒部渓谷

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